大型で非常に強い台風16号は、30日（木）午前9時現在、日本の南にあって、時速15キロで北北東に進んでいます。
中心気圧は940ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は65メートルとなっています。

この台風は日本の南を北上した後、10月1日（金）明け方から昼過ぎにかけて伊豆諸島にかなり接近する見込みです。伊豆諸島では猛烈な風が吹き、猛烈にしける所があるでしょう。暴風や高波に厳重に警戒してください。南西諸島では30日昼前にかけて、西日本の太平洋側や小笠原諸島では30日から1日にかけて、東日本～東北の太平洋側では30日から2日（土）にかけて、うねりを伴って大しけとなる所がある見込みです。また、伊豆諸島では30日から雨が強まり、1日は東日本～東北の太平洋側で非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがあるため、土砂災害などに警戒が必要です。   

日に日に 太平洋側へ逸れているようで、直撃の心配はなさそうですが十分お気を付け下さい。