■5歳以下には豆「食べさせないで」、豆まきの後に豆を食べるという家庭では、注意が必要です。消費者庁が次のような呼びかけをしています。
「今日は節分。硬い豆やナッツ類は5歳以下の子どもには食べさせないで!」 2020年2月には、4歳の男の子が、島根県の保育施設で、節分の行事の最中に、豆を詰まらせて亡くなるという事故もありました。口に豆が入っている状態で、走ったり、遊んだりすると、のどや気管に入ってしまうことがあるわけです。消費者庁は、5歳以下の子どもにはそもそも「硬い豆やナッツを食べさせないで」と強く呼びかけています。 なぜ5歳以下なのかというと、このくらいの小さい子どもは奥歯が生えそろっていないので、かみ砕く力や飲み込む力が十分ではありません。そのため、豆を詰まらせて窒息したり、小さなかけらが入り込んで肺炎や気管支炎を起こしたりするリスクがあるということです。高齢者の方も注意が必要ですね...